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さんあいボイス

| 2015年11月 | 2015年03月 |

2015年11月

『13年目』
笑顔が自然にこぼれます(右側が伊藤康子さん)。
笑顔が自然にこぼれます(右側が伊藤康子さん)。
きっかけは些細です。
2001年10月、市内の小さな画廊、盛岡では4回目の個展。私は30代の後半にさしかかっていました。再婚して5年目。理解ある伴侶に恵まれ、仕事も回りはじめ、人生で初めてちゃんと生きるということと向き合い始めていました。振り返れば自分のことばかり、自己中心的にしか行動してこなかったことに気づき、愕然としていた矢先のこと、カナンの園事務局の方が画廊に現れました。それは単なる偶然ではなかったのかもしれません。
生徒に寄り添って。
「うちの子どもたちにも見せたい」。事務局の方の、この一言からすべては始まりました。ただ作品を見てもらうだけなら簡単です。作品を運んで壁に掛け、期限が来たなら片づければいいだけのこと。けれどもそれではただの通りすがりに過ぎません。何かいい方法はないかしら。私は事務局の方へ長い手紙を書きました。
三愛学舎を初めて訪ねたときのことを昨日のことのように覚えています。事務局から取り次いでいただき、月に一度、書の授業を持たせていただくことになり、靴箱とロッカーも用意していただきました。午前10時からの授業、続いて生活の時間。生徒たちと一緒に、時には買い物を、時には調理を行います。あとはお待ちかねの昼食。同じテーブルを囲み、同じ食事を、同じ空間を共有していただく。この食事こそ、世界中どこを探しても出合えない最高の報酬です。
生徒との対話もかけがえのないひと時。 奥中山へ通い続けてあれから13年。果たして最初の願いは叶えられているでしょうか…。
私でよければという謙遜の気持ちで踏み入れた世界は歳月を経て、それが大いなる傲慢であることを教えてくれます。筆を持つだけの才しか持たない私の居場所を用意していただいたのは、むしろ私の方でした。これまで多くの生徒や教職員と時間を重ね、過ぎ行く景色を見てきました。所詮、人生は旅の空。子どもたちに書を。時間の許す限り、この願いを、この場所で貫きたいと思います。
(三愛学舎 『書』ボランティア講師 伊藤康子)

2015年3月

茨城で発表してきました!

左より白沢さん、西舘さん、大志田さん、丹内さん、下又さん、中村職員。
三愛学舎専攻科ゼミAグループは、機関誌第114号で紹介した通り、12月に茨城県で行われた全国専攻科研究会に発表者として参加してきました。今回は発表を行った5人の感想を紹介します。(敬称略)

(下又拓也)12月13〜14日に茨城県で行われた全国専攻科研究大会に行きました。カップラーメンの歴史と種類について、頑張って発表してきました。

(大志田勝宏)思ったより大勢の人がいて緊張しました。発表の途中で色々とトラブルが続出してしまいましたが、無事に終えることができました。

(西舘渡)とても緊張しましたがやり遂げました。噛みましたが、笑いをとることができたので良かったです。倒れそうでした。

(丹内康太郎)僕はアイスのことについて発表しました。茨城で皆さんに歴史や知識を教えることができて、満足です。

(白沢幸二)始まる前は、足の震えが止まりませんでしたが、発表が始まると同時に震えが止まり、リラックスして発表することができました。

その後、全校生徒の前でも凱旋報告会を行いましたが、後輩生徒の真剣なまなざしで聞き入る姿がとても印象的でした。

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